新発見、「ハツ」には音読みも訓読みもあった
漢字で「ハツ・バツ」と読むのは、ほとんどが音読みになっています。
頭髪の髪、東京発の発、選抜の抜、伐採の伐、托鉢(たくはつ)の鉢などは、全て音読みです。
ところが、一つだけ訓読みの「はつ」がありました。
初日の出(はつひので)の初です。
初の訓読みには、見初めるの「そめる」や初陣の「うい」もあります。
「はつ」はてっきり音読みだと思っていました。
尚、初日は「ショニチ」とも読み、この場合はどちらも音読みです。
もうひとつ、詳しい漢和辞典によると、
閥という漢字は家柄を示す門閥(モンバツ)などの場合には音読みですが、
派閥や財閥など、排他的な立場をとるグループの意味では訓読みになっています。
しかし、これはどうやら音読みとして統一されているようです。
というのは、ネットで検索しても訓読みの閥は出て来ないからです。
漢字検定でも音読みとして扱っていると思います。
関連記事