撥音便と促音便の覚え方
国語の文法上本来の言い方であるものを、言いやすくしたものを音便(おんびん)といいます。
例えば、「飛んでいく」という言い方は、文法的には「飛びていく」なのですが、
言いにくいので「び」の部分を「ん」に変えて言いやすくしたもので
「撥音便(はつおんびん)」と言います。
同様に「取ってくる」は「取りてくる」が本来の言い方なのですが、
「り」の部分を詰まる音の「っ」に変えたもので
「促音便(そくおんびん)」と言います。
そのほかに、「書きて」を「書いて」に言い換える「イ音便」、
「お早くございます」を「お早うございます」に切り替える「ウ音便」があります。
以上、4種類の音便がありますが、すべて連用形が変化したものです。
「連用形」とは、用言(ようげん)に続くように変化した形という意味で、
用言とは、主に文の終わりの述語に遣われる動詞・形容詞・形容動詞のことです。
「イ音便」と「ウ音便」は問題ありませんが、よく混同してしまうのが撥音便と促音便です。
でも大丈夫。
次に述べるストリーとポイント文を抑えれば、スピーディーにしかも正確に半永久的に記憶できます。
ある一流製薬会社の大阪支社に勤めるSさん。
彼が南米出張のときに研究していたその地域特有の植物に、
若返りの成分が含まれていたことが判明しました。
さっそく上司から電話がかかってきました。
明朝一番の飛行機で南米に飛んで、
夕方までには東京本社に例の植物を届けるように依頼を受けます。
ということで、
「大阪発で飛んで、即取ってきて」
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