無人トラクターが日本の農業を救う

ベンジャミン

2011年12月12日 02:14

北海道の大学教授が開発した無人トラクター。

農家のベテランでも難しい真っすぐな直進はもちろん、
細かい小回りも自由に楽々とこなす。

まるで人が乗っているのではないかと錯覚させるようなスムーズな動き。

昨日の「夢の扉」で紹介されていたトラクターはまさに日本の農家の救世主。

日本農家の現状は三ちゃん農業。

じいちゃん、ばあちゃん、母ちゃんが実際の従事者で、
朝から夜遅くまで働いてやっと収穫がなされるという過酷な労働状況。

このトラクターはGPS(グローバルポジショニングシステム)を利用。

衛星からの電波で正確な位置を割り出して歩行の無駄をほとんどなくして、
作業の効率化もアップできるのです。

人や他の農業機械と接触しそうになった場合は自動的に止まる機能も装備。

安全面も徹底しているのです。

課題は、建物や大きな木が衛星からの電波を妨害したときに、
トラクターが止まってしまうこと。

でも大丈夫、日本初のGPS衛星「みちびき」が技術陣の粋を結集した優れもの。

日本上空に長時間滞空するので、この難問もクリア。

2014年には実用化される見込みです。

夜間作業もできる無人トラクターが日本の農業の将来に光を与えてくれます。



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