2012年10月02日
目論見(もくろみ)の語源は?

「一獲千金を目論む」とか「「目論見が外れた」のように遣うのですが、
この言葉はいったいどのようにして作られたのか気になりました。
語源については、はっきりしたことはわかっていないようです。
ただ、囲碁で目の数を数えることを「目算」と言い、このことを「目論む」とも言うことから、
どうやら囲碁の世界から抜け出して、広い意味で用いられるようになったのではないかと思われます。
「声に出して読む」ではなく、いろいろとああでもないこうでもないと試行錯誤を繰り返しながら「目で読む」。
つまり「黙読(もくどく)」ということになり、「目論む」へと変化したのではないでしょうか。
では、なぜ「論」の文字が入ってきたのか。
論理的思考は計画を立てるときに必要不可欠です。
「目で読み、論理的に考えて見る」=「目論見」→「計画・企て」となったのではないかと、
勝手な推測をしています。
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Posted by ベンジャミン at 22:41│Comments(0)
│言葉の意味・語源