2013年04月23日

「濃ゆい」は西日本の方言だった

味とか色などが「薄い」の反対は「濃い」ですが、
普通に「濃ゆい(こゆい)」という言葉も遣ってきました。

テストでの正解は「濃い」と載っていましたが、
「こゆい」でもいいのではないかと思い国語辞典を引きましたが、
どこにも見当たりません。「濃ゆい」は西日本の方言だった

広辞苑も引っ張り出して調べましたがありません。

ヤフーで調べると「西日本の方言」と書かれていました。

ずっと共通語だと思っていました。

まさか方言だったとは本当に驚きました。

昔のテレビのCMで確かキッコーマンだったと思うのですが、
濃い醤油のことを「濃ゆ口醤油」と言っていたような気がするのですが・・・

それにしてもどうして「ゆ」が入ったのか。

「油っこい」というイメージから来たものではないかと考えられます。

「濃い」よりは「濃ゆい」の方がしっくりするのは、昔からずっと遣ってきたからでしょう。

さすがの広辞苑も「西日本の方言」として記載しなかった「濃ゆい」

言葉としての市民権をずっと得ていなかったんだと、少々残念です。

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Posted by ベンジャミン at 16:54│Comments(0)言葉の意味・語源
 
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