2017年03月27日

LEADERSⅡ、大泉洋の演技に圧倒された

優れたドラマというものは、二時間だろうが三時間だろうが、全くその長さを感じさせません。

LEADERSⅡも、グイグイと引っ張られているうちに、あっという間の二時間半でした。

佐藤浩市と内野聖陽の火花を散らす出会い。LEADERSⅡ、大泉洋の演技に圧倒された


東出昌大の顔の神経のピリピリが目に見えるような表情。

郷ひろみの徹底した憎まれ役など見所が満載でしたが、
特に大泉洋のシリアスな演技はこのドラマの圧巻でした。

彼は、噂で放蕩息子だと聞いていた愛知佐一郎が、自ら自動車部品の開発に取り組むため、
作業着を着て手を真っ黒にしながら他の作業員らと共に働く姿に心を打たれます。

当時は誰も思いつかない、小型の国産車を100万台売るというとてつもなく壮大な夢に衝撃を受けます。

ライバル会社にも、惜しみなく開発段階の図面を見せて率直な意見を聞こうとする佐一郎に傾倒していきます。

段々と魅せられて行く様子が手に取るようにわかりました。キラキラ 

そしていったんは、不況の苦しさから佐一郎の元を去り古巣の会社へ戻りますが、
銀行からの融資さえ断られた佐一郎の苦境を救うために再び帰ってくるのです。

愛知佐一郎を殺しちゃいかん。

彼は日本の未来を照らすヘッドライトだ。

みんなに訴えるこのシーンが一番印象的でした。

呼吸がしづらくなるほど泣いてしまいました。

大泉洋がこれほど芸達者だとは思いませんでした。

すっかり見直しました。


同じカテゴリー(テレビ番組・ドラマ)の記事
Posted by ベンジャミン at 06:15│Comments(0)テレビ番組・ドラマ
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。