ホーキング博士の名言
先日76歳で亡くなったスティーブンホーキング博士。
彼が残した数々の名言の中で最も印象に残ったのは、
「できないことを思い患うな、できることに専念せよ」という言葉です。
20歳の頃に運動ニューロン疾患という難病にかかり、余命2年と医者から告げられたにもかかわらず、
人生の大半を車椅子で過ごすも、理論物理学の研究に没頭して50年以上も生き延びたのです。
彼をここまで長生きさせた原動力は、やりたいことがたくさんあるという強い欲求です。
弱って行く自分の体に全く悲観することなく、歩けなくなった足を見つめることはせず、
頭脳明晰な才能を広い宇宙に注ぎ込んでいったのです。
ブラックホールや宇宙の起源について、
わかりやすく書かれたベストセラー本をまだ読んでいませんが、
機会を見つけて早くページを開きたくなりました。
ホーキング博士のAI(人工知能)に打ち負かされて人類は滅亡するかもしれないという予言や、
宇宙人の高度すぎる進歩の前に地球人はなす術もなく奴隷化してしまうという推測も非常に興味深い。
ただ一つ気になるのは、「宇宙に神などいない」という無神論的な考え方です。
深い深い考察の末に出した結論だとは思いますが、この点だけは賛成できません。
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