長門勇と言えば「三匹の侍」
まだテレビが白黒だった頃、もっとも印象に残っているのが「三匹の侍」です。
ズバッ、キーン、バサッ。
剣の達人2人と槍の達人が物凄い勢いで悪人どもをやっつける。
それまでの悪人が死ぬまで時間のかかるチャンバラ劇に革命的な変化をもたらした番組でした。
格闘技の世界で言えば、K1が入ってきて著しい変化をもたらしたことと似ています。
人を切り殺すという野蛮な行為が一時期問題になり、
刀の切れない方を用いる「みねうち」がはやったこともありましたが、
「三匹の侍」ではド迫力の一刀両断。
このシリアスな殺陣を和らげるのに欠かせない人物が長門勇でした。
とぼけた顔で鼻をすする演技が記憶に残っています。
彼と兄弟だと勘違いしていた長門裕之も他界しました。
コメディーでも欠かせない存在だった長門勇。
81歳、老衰のためこの世を去ったそうです。
また名優が一人消えてしまいました。
ご冥福を心からお祈りいたします。
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