塾長の独り言

ボクシングの試合にその前日からこんなにわくわくするのは具志堅用高以来です。
今度の日曜日夜9時から放送予定のタイトルマッチ、内藤大助と亀田興毅の試合です。

両者とも同じ寅年で、ちょうど一回り違います。ベテランの味を出せるか内藤大輔。
若いパワーで獅子のごとく襲い掛かってくる亀田に秘策めいたことは一切しないと思います。
防衛のために消極的な試合をするような内藤ではありません。

1番感動したのは内藤が清水智信と戦ったときの試合です。
どちらが挑戦者なのかわからなくなるような激しい打ち合い。
「ファンを喜ばせるような試合をやる」の言葉通りにお互いが繰り出すパンチの嵐。
内藤は前半のポイント発表で負けていたのを最後に劇的な逆転勝ち。
内藤は余りの嬉しさで顔がくしゃくしゃ。
清水は後もう少しでベルトを奪えたという悔し泣き。

こっちまで泣けてしまう。本当にいい試合の仕方を心得ています。

内藤大助に勝って欲しい。
いや、負けてもいいからボクシングの歴史に残るような壮絶な打ち合いを見せて欲しい。
試合が終わった後、お互いが完全燃焼しきったような凄まじい試合を期待してやみません。



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