2012年11月03日

岩井友見の想像を絶する闘病生活

昨夜の「爆報THEフライデー」では、岩井友見の闘病生活に驚かされました。

彼女は歌舞伎界の大御所だった岩井半四郎の長女で、
次女の仁科亜希子と共に超有名な女優です。

彼女は映画の撮影で、21歳の時突然暴走した馬から振り落とされ左顔面を強打。

しかし、その場はなんとか撮影を続けたのです。

しばらく経ってあと後、ある朝目が覚めると周りの景色が歪んだ状態に見えて、
左目は真っ暗になってしまったそうです。

医者から告げられた病名は網膜剥離(もうまくはくり)。

目の、いわばスクリーンの役目をする網膜が剥がれてしまっていたのです。

落馬後、長いあいだ放っておいたために
取り返しのつかないところまで進んで左目の失明は免れない状況に。岩井友見の想像を絶する闘病生活

右目も網膜浮腫(ふしゅ)と言って、剥がれかけた網膜に水が貯まる状態。

左目の義眼を避け固定するために、そして右目に溜まった水を抜くために、
壮絶な闘病生活が始まります。

顔をできるだけ動かさないようにしなければならないので、
顔はもちろん体全体も動かないようにしなければならず、
60日間ベッドに縛られたままで過ごしたというのです。

トイレも体を浮かせて寝たきりで済ませるのです。

眼球を動かすことさえも禁じられて、目は包帯でぐるぐる巻きに。

2か月間も耐えたというのですから、ただただその驚異的な精神力に脱帽です。

やっと退院できたものの、左目が全く見えない状況では普段の生活すらままならず、
睡眠薬を大量に飲んで自殺を図ります。

生きていてもなんの意味もないと思っていたところへ、舞台出演のオファーが届きます。

もともと演技力は折り紙つき、
しかし舞台は目に障害を持つ彼女にとっては非常に危険な仕事場です。

そんな彼女を優しくエスコートする男性が現れました。

後に夫となる船戸順です。

キャベジンのCMで仲良く共演していました。

実はこの時すでに彼女の左目は失明していたのです。

おしどり夫婦と言われたこの2人に、
悲劇を乗り越えた波乱の過去があったとは、
昨日の番組を見るまで全く知りませんでした。

船戸順の真面目で優しそうな人柄は、
見かけだけではない正真正銘のものでした。

彼女は言っています。

この病気にかかっていなければ船戸との出会いはなかった。

全ては運命の流れの中にあった。

自殺にまで追い込まれた病気に対して、そこまで肯定的に考えることができる、
岩井友見という女優はつくづく素晴らしい女性です。

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Posted by ベンジャミン at 23:42│Comments(0)テレビ番組・ドラマ
 
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