新しい算数手品を思いつきました
百の位が0の5桁の数字を思い浮かべてください。
そして、0の右側と左側には同じ2桁の数を入れてください。
例えば、27027とか51051になるようにすればいいのです。
2桁の数はどんな数字を入れてもOKです。
さあ、よろしいでしょうか。
あなたが考えたその数字は必ず77で割ることができます。
また、あなた以外の人が考えた数字は143で確実に余りなしに割れます。
さて、この手品のカラクリはどうなっているのでしょうか。
しばらく推理してみてください。
この手品は、同じ3桁の数字を2つ並べて6桁の数字したとき、
それが必ず7か11か13で割れるという既存の手品に多少手を加えたに過ぎないものです。
もし、270270であれば、これを270で割ると1001がでてきます。
同様に、27027の場合も27で割ると1001となります。
この1001を素因数分解すると、7x11x13となるのです。
ということは、7x11の77でも、11x13の143でも割れることになるわけです。
もちろん、7x13の91でも確実に割れます。
1001という数字はつくづく不思議な数字だと思わせてくれる手品です。
関連記事