塾長の独り言

北京五輪100メートル平泳ぎで、北島康介と0秒23という僅差で銀メダル。

以後、打倒康介を目標にして、ノルウェーからはるばる来日。

平井コーチに指導を仰ぎ、3週間の日本合宿にも参加して、
勝つための技術習得、精神的強さを身につけるために貪欲に研究を重ねたオーエン。

昨年の世界選手権では康介と1秒３２の大差をつけて優勝。

ロンドンオリンピックの優勝候補だった彼が、まさかの急死。

原因は心臓発作と見られています。

高地トレーニングで自分を追い込む激しいトレーニングを続けていたようです。

高地は酸素の量が少なく、心肺機能を強化するためにマラソン選手等も積極的に利用しています。

過去にもこのような事故が発生していて、
無理を重ねた結果として自らの選手生命を絶ってしまうという事例は続いています。

彼は康介との試合を楽しみにしていたことでしょう。

努力を積み重ねた結果がこんな痛ましい結末になってしまって、
天国の彼に対していったいどんな言葉をかけてあげるべきなのか・・・

二度とこのような悲劇が起きないように、
選手はもちろんコーチ陣も対策マニュアルを徹底して守っていかなければなりません。


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