2017年09月15日

生徒がよく引っかかる数検問題Part3

次の比の式を最も簡単な整数の比に直しなさい。

6分の5:5分の4

分数の比を簡単にするには、まず通分をします。

6と5の最小公倍数は30ですから、

30分の25:30分の24となります。

次に両方に30を掛けます。

すると、25:24となります。

これ以上簡単にすることはできないので、25:24が正解となります。

なぜ、このような解法になるのか。

2ぶんの1:3分の1を考えてみるとわかりやすいと思います。

今同じ二つのビーカーに、一方は半分、もう一方には3分の1の水が入っているとします。生徒がよく引っかかる数検問題Part3


これらのビーカーに六等分の目盛りを入れてみましょう。

すると、半分いれた水は3目盛りのところ、3分の1いれた水は2目盛りのところにきます。

よって、2ぶんの1:3分の1は、3:2となるのです。

ポイントは、通分してから分母の数を両方にかける。

これを押さえておけば、この手の問題は楽勝です。青かりゆしウェア


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Posted by ベンジャミン at 13:46│Comments(0)算数・数学・数学検定
 
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