見たくなかった、パス回しだけの無気力な試合
日本対ポーランドの最後の15分以上は、自陣でパス回しだけをする無気力なプレーに終始しました。
両国に直接関係のない観客にとっては、ブーイングの嵐でした。
それでも、ベスト16に確実に進出するためには仕方のない選択。
相手は世界ランク8位の強豪。
同点を狙って無理に砲撃を仕掛けても、逆にカウンターを食らってさらに点数を献上すれば、
セネガルに得失点差で決勝T進出を奪われてしまう。
セネガルがコロンビアに1点取られた時点で、ポーランドに1点差で負けても日本が上位に進出する可能性が大きい。
結果は、ファウルの数が僅かに少なかった日本の、セネガルを上回っての勝利でした。
しかし、これを幼い子供が見たらきっと言ったでしょう。
ねー、この人たちは何をしているの。
いやー実はね、大人には大人の事情があってね。
激しくぶつかり合う真剣勝負が見たかったサッカーファンにとっても、何とも後味の悪いベスト16入り。
複雑な感情が入り乱れて仕方ありませんでした。
これも選手たちの成長には欠かせない経験の一つ、決して本意ではない。
言いたいことは十分わかるのですが…
次の試合では、このような言い訳を吹き飛ばすようなプレーをしてくれ。
一次リーグ日本対セネガルのような、手に汗握るゲームがまた見られることを願っています。
関連記事