目まぐるしく変わる天気に翻弄されてすってんころりん

ベンジャミン

2017年10月09日 07:22

「風雲急を告げる」を文字通り表したような天気でした。

たった数時間のうちに晴れ後曇りそして大雨を三度も繰り返すという、
こんな天気は生まれて初めて体験しました。

もしかするとこれも100年ぶりくらいの異常気象かもしれません。

窓から風に飛ばされて吹き込んでくる雨で目が覚めました。

今日の新聞配達は雨靴だと決めて外へ出ると、
路面は濡れているものの空には月と星が照り輝いています。
「あれ、晴れるのかな」と思いきや、だんだん雲が空全体を覆い尽くして、
激しい雨が降り注ぎました。

スリップ事故は雨の降り始めに起きやすい。

十分承知していたつもりでしたが、カーブのところでブレーキをかけた途端、
バイクもろとも転倒してしまいました。

路面に誰かがイタズラしてバナナでも置いたかと思う程見事に転んで、
左膝にはたんこぶ、左肘には派手な擦り傷をこしらえましたが、
幸い大事には至りませんでした。

天気はその後も急変を繰り返し、
星がまた煌き始め穏やかな月が雲の切れ間から顔を出したとのもつかの間、
三度目の雨が横殴りに顔を叩きつけます。

ふざけるな、この野郎。

空に向かって叫びたくなりました。

朝を迎えてようやく天気は落ち着きました。

空は何事もなかったように、いつもの真夏日の太陽を運んできました。


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