2018年12月13日

Cinderella(シンデレラ)は、燃えかすの子という意味だった

英語で書かれた童話シンデレラを読んで初めてわかったことがあります。

まず、シンデレラがなぜ奴隷のように家庭内で働かされていたかということ。

彼女は病弱な母親の娘だったのです。

その母が死んで後に、父親が再婚し、その妻には2人の連れ子がいました。

連れ子である娘二人は美貌の持ち主でしたが心は残酷で、血のつながっていないシンデレラをいじめ抜いたというわけでした。

現代のドメスティックバイオレンスの原型とも言えるストーリーだったことに驚きました。

それから、シンデレラが彼女本人の名前ではなく、残忍な娘二人が付けたあだ名だったということ。

彼女は朝から晩まで働かされてグッタリと疲れても、ベッドで寝ることはゆるされず暖炉のそばの床の上で寝かされました。

そこには、薪の燃えかすがいくつか散らばっていて、それにまみれて眠った彼女の服はすすで汚れてしまいました。

実は、燃えかすのことを英語でcinder(シンダー)と言います。

その派生語で、彼女は心の醜い娘たちからcinderella(シンデレラ・燃えかすの子)と呼ばれるようになったなったのです。

これには本当にびっくりしました。

シンデレラストーリーとよく言われますが、これを直訳すると「燃えかすの子物語」となるのです。

シンデレラという言葉に対するイメージがガラリと変わりました。

グリム童話は残酷な場面が多々省かれていると聞きましたが、シンデレラもその例外ではありませんでした。キョロキョロCinderella(シンデレラ)は、燃えかすの子という意味だった




同じカテゴリー(英語(検定))の記事
Posted by ベンジャミン at 17:50│Comments(0)英語(検定)
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。