2010年01月19日
複数形のSの発音

1つの場合は、その名詞の前にa・an・theをつけて、a bookのように表しますが
これが2つ以上になるとa・anは用いず、
(the)booksのように名詞の語尾にs(またはes)をつけます。
複数形のsの発音は、3通りあります。「s」ス、「z]ズ、「iz」イズです。
区別の方法がちゃんとあります。
単語の語尾が破裂音(無声音)なら「s」となります。desks・shops・catsなどです。
tとsがくっつくと「ツ」になり「キャッツ」のように発音します。
単語の語尾が有声音なら「z」となります。tigers・dogs・birdsなどです。
dとsが一緒になるとdの音がほとんど聞こえなくなり「バーズ」のようになります。
単語の語尾が「ス・チ・シュ」などで終わる場合は「iz]になります。
classes・benches・dishesなどがこれにあたります。
なぜこの場合に「iz]と言う発音になるのか。
classにsだけつけて「クラスズ」と言ってみればよくわかります。
とても言いにくい発音になります。そこで「es]をつけて無理なく「クラスィーズ」としたのです。
ところでGS(グループサウンズ)が華やかだったころ、
「タイガース」「スパイダース」「テンプターズ」などのいろいろな複数形の名前が出ましたが、
「タイガース」は原則からすると正しくは「タイガーズ」となるべきです。
しかし阪神タイガースのように「ス」の発音でも日本人としてまるで違和感がありません。
「スパイダース」も同様です。
しかし、「テンプターズ」を逆に「テンプタース」とすると、
あるいは、ヤクルトスワローズを「スワロース」とやったりすると
とても奇異に聞こえてしまうのはなぜなのでしょうか。
「ジャガーズ」というグループ名もありました。
「タイガース」と同じように「ガー」が入っているにもかかわらず、
「ジャガース」はなぜ変に聞こえるのか。
単なる「慣れ」なのでしょうか。
ジュリー(沢田研二)やほかのメンバーたちは、
このことについておかしいと感じたことはないのでしょうか。
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Posted by ベンジャミン at 16:48│Comments(0)
│英語(検定)