2012年10月11日
一番画数の多い漢字は「鹿3つ」の33画

憂鬱(ゆううつ)の欝だと思っていましたが29画でした。
親鸞の鸞は30画。
鹿を3つ、上に1つ下に2つ、
ちょうど「品」のような並べ方にした漢字が33画で最高でした。
この漢字は「粗」と同じで、音読みは「ソ」、訓読みは「あらい」になっています。
あらすじ(大まかな内容)は「粗筋」と書きますが、
粗衣粗食(そまつな食べ物とそまつな服)や粗密(あらいこととみつなこと)は、
鹿3つの漢字を代わりに使ってもいいことになっています。
鹿が3つで、どうしてあらいという意味を持つようになったのか。
鹿は確かに群れを成す性質がありますが、ぴったりとくっついているわけではない。
いやむしろ、互いの間が空いていることから「すき間がある」→「あらい」となったそうです。
この漢字を用いた「ソ枝大葉(そしたいよう)」という言葉を見つけました。
「あらくて大きな枝と葉・文章上の細かいところにこだわらないで、自由に筆を振るった文章の例え」
となっています。
鹿3つ=粗。
意外な等式を発見して、得した気分を味わっています。
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Posted by ベンジャミン at 22:42│Comments(0)
│漢字検定・部首