2017年05月06日

献血の献は、なぜ南に犬と書くのか

献は献血、献身、献立(こんだて)などに使われ、部首は犬になっています。

どうして南に犬の組み合わせなのか調べました。

この南は方角とは全く関係なく、
旧漢字の虍(とらかんむり)と間隔の隔の右の部分(三本足の食器を意味する)が合体したものの変化でした。

虎の模様のある立派な食器に犬(動物の肉)を盛って差し上げることから、献という漢字ができたわけです。

神や仏に供える、酒をすすめる、酒や料理、記録を書きとどめた本などを意味しています。

文献に使われるのは、昔の記録書が皇帝のために書かれたからでしょう。

南が旧漢字の変化だったことを今日初めて知りました。

漢和辞典には漢字の謎を解き明かしてくれる説明が詳しく書かれています。

調べるということは記憶の定着にもつながるので、非常に大切だと改めて実感しました。鉛筆献血の献は、なぜ南に犬と書くのか






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Posted by ベンジャミン at 22:05│Comments(0)漢字検定・部首
 
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