2017年07月21日
面白い四字熟語、汗牛充棟(かんぎゅうじゅうとう)
汗牛充棟という四字熟語があります。
意味は家の中に本がたいへん多いこととなっています。
牛が汗をかいて棟に充つる、
つまり、牛に引かせれば牛が汗をかくほどの、家の中に積み上げると棟まで届くくらいの、
非常にたくさんの蔵書のことでした。
これも中国の故事からきたものなのか。
調べてみると、唐の文人である柳宗元が書いた「陸文通先生墓表」という作品が元になっていました。
柳宗元(りゅうそうげん)は孟浩然(もうこうねん)や韓愈(かんゆ)らと並ぶ、唐宋八大家の一人でした。
彼の「江雪」という五言絶句は広く知られています。
周りに誰もいない川にぽつんと一人、
小舟に乗った簑笠の老人が雪の降る中で釣りをしている姿を印象深くうたったもので、
一度読むとなかなか忘れることのできない秀作です。
ちなみに、汗牛充棟は充棟汗牛と逆にしても同じだそうです。
意味は家の中に本がたいへん多いこととなっています。
牛が汗をかいて棟に充つる、
つまり、牛に引かせれば牛が汗をかくほどの、家の中に積み上げると棟まで届くくらいの、
非常にたくさんの蔵書のことでした。
これも中国の故事からきたものなのか。
調べてみると、唐の文人である柳宗元が書いた「陸文通先生墓表」という作品が元になっていました。
柳宗元(りゅうそうげん)は孟浩然(もうこうねん)や韓愈(かんゆ)らと並ぶ、唐宋八大家の一人でした。

彼の「江雪」という五言絶句は広く知られています。
周りに誰もいない川にぽつんと一人、
小舟に乗った簑笠の老人が雪の降る中で釣りをしている姿を印象深くうたったもので、
一度読むとなかなか忘れることのできない秀作です。
ちなみに、汗牛充棟は充棟汗牛と逆にしても同じだそうです。

Posted by ベンジャミン at 07:46│Comments(0)
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