塾長の独り言

  

今朝の沖縄タイムス19面に非常に役立つ記事が掲載されています。

飲食店「てっぺん」の大嶋啓介社長がタイムスホールでセミナーを開催。

彼は自信の持てない学生時代を過ごし、できるだけ目立たないように振舞っていたそうです。

父を早くなくして祖父母に育てられたこと、中学校の野球部で肘を壊して挫折したことが大きく関わっています。

社会人になって商社に入ったものの業績不振で退社、鬱病にかかり半年も引きこもっていたそうです。

何か犯罪を犯してもおかしくない状況から転機をもたらす出来事が舞い込みます。

祖父の喫茶店を継ぐために修行することになったのです。

その傍ら居酒屋でアルバイト、そして1年後には店長に抜擢されたのです。

しかし、人間関係の壁にぶち当たり再び鬱病にかかります。

強制や恐怖で従業員を支配しようとしたのが原因です。

ここでまた、彼を救う転機が訪れます。

社長に勧められたセミナーに参加して過去の体験、現在そして自分の可能性を見つめ直したのです。

15分の朝礼を実施して、大きな声で自分の夢と仲間への感謝をスピーチしてもらう。

脳科学では、頭脳がだまされやすいことを学びます。

無理してでも笑う顔を作るとそのうち楽しくなってくるとのことです。

そして、言葉が脳に入り込むということ。

脳は過去の体験と将来へのイメージを区別できない。

たとえば、1億円を稼いだ自分を強くイメージするために、
高額紙幣のコピーでもいいから常に財布に入れて自分はすでに億万長者だと唱える。

すると潜在意識に深く浸透して、その目標に向かって無理なく努力できるようになるという話を聞いたことがあります。


言葉の力は絶大な影響力を持っていることを最大限に活用しているわけです。

彼が実践している人間力を磨く朝礼は、多くの学校や地域・行政機関でも行われ、短大でも講義しているほどの広がりを見せています。

夢を語り感謝の気持ちを忘れない大人が増えていけば、子供達も自然に明るい表情を絶やさないようになる。

彼の将来の夢は学校を作って7年以内に全国PTA会長になること。

あまりにも壮大な計画に圧倒されてしまいます。

彼のような人物の存在は、日本の将来を燦然と輝く希望に満ちたものにします。  

まさかこんなことが実際に起こるなんて…

にわかには信じ難い話です。

聖徳太子(しょうとくたいし)のことをセイトクタコと読み、太った女の子だと勘違いするほど、
物を知らない高校2年生、偏差値たったの30しかなかった女子ギャルが、
ある塾講師との出会いによって目覚め猛勉強を開始、たったの1年で慶応大学に現役合格したというのです。

小説でさえも、このような無理のある設定では書けないだろうというぐらいの奇跡的な出来事です。

離れ業ともいうべき偉業を成し遂げたのは小林さやかさん。

彼女を難関大学合格へと導いた塾講師の力量もさることながら、本人の努力は想像を遥かに超える、
毎日が長時間に亘る勉強量の繰り返しであったであろうと思われます。

偏差値が一気に40も上がったのですから、集中力は常人の10倍以上あったことでしょう。

彼女を陰で支えた人物として、母親の橘こころさんがクローズアップされています。

子育ての基本は、「ビリでも幸せであればいい」

学校から呼び出しを食らっても、必死で教師に訴えたそうです。

生徒を成績や服装だけで判断して、大事な心を潰してしまっているんじゃないですか。

母親の強い信頼に応えるべく、彼女は頑張る精神力を最大限に発揮できたのです。

子供のあら探しをしてエネルギーを消耗するのではなく、良いところを見つけて褒めてあげる。

素晴らしい教育を実践できたのは、母親こころさんの揺るぎない信念があったからでしょう。

これが映画になったとのことです。

本はすでに60万部のベストセラーを達成。

是非見たい。そして感動の涙を流したい。


その日がくるのをとても楽しみにしています。  

梟(フクロウ)という漢字は、鳥の最後に書く4つ点のところに木が入っている漢字です。

森の中の木に佇む鳥で、物知り博士あるいはじっと考え込んでいるように動かないことから、
哲学者などの愛称があります。

しかし、漢和辞典を引いてみると、梟木(きょうぼく・さらし首をのせる台・獄門台)、
梟首(きょうしゅ・さらし首)、梟悪(きょうあく・性質が残忍でどんなひどいことでもやれるさま)、
梟雄(きょうゆう・残忍なやりかたで勢力を得た猛々しい人)といった物騒なものばかり出てきます。

いったいなぜなのか。

実は、昔の中国ではフクロウは親鳥を殺して食べる鳥だと信じられていたそうです。

そのため、梟を殺して首を切り木に吊るすという習俗があったとのことです。

梟は、見かけはおとなしそうな鳥ですが、猛禽類の上位に位置し、
地中に潜むネズミなどを羽音をたてずに近づき鋭い爪で絞め殺して丸呑みするという、
意外な側面を持っているのです。

その一方で、不苦労・福老の漢字を当てて、縁起物として置物でも人気があります。

普通の鳥類と違って、大きな目が人間と同じように横ではなく前についている何とも珍しい鳥です。

獲物をいち早く探すため、首が270度まで回転することもよく知られています。

とにかく、部首が木だということは十分に納得できました。

尚、鳥はそれ自体が部首として使われており、
鳩(はと)・鳳(おおとり)・鴃(もず)・鴫(しぎ)・鳶(とんび)・鶏(にわとり)など多数あります。





  

時代劇映画で1番面白いのは「るろうに剣心」です。

チャンバラとアクション活劇を合体させたような作りの他に、惹きつけられるのは個性豊かな登場人物たち。

特に佐藤健が演じる剣心はピッタリと当てはまる適役。

アニメのイメージがそのまま実写化されたようで、彼の演技には驚嘆していました。


彼が東芝日曜劇場の主役を演じる「天皇の料理番」を見ました。

剣心とは全く役柄の違う、周りから何をやっても長続きしないと馬鹿者扱いされる主人公をどうやって演じ分けるのか。

興味津々でテレビのスイッチをいれました。

期待通りのあまりにも巧みな演技に魅了されました。

これが本当に剣心と同一人物なのか、佐藤健に似た別人がテレビに出ているのではないかと思わせるほどでした。

彼の脇を固める俳優人も主役級が多く、これがうまく絡み合って見応えがありました。

妻役の黒木華の演技とナレーションもピカイチでした。

美人の妹といつも比べられて暗かった彼女が、
主人公によって明るい性格になって行く様子が自然に表現できていて実に良かった。

不細工だと思われていた顔がみるみるうちに色気のある美貌に変化する様子を、
誰もが納得するように展開して行く手法に釘付けになりました。

あっという間の2時間。

久しぶりに来週が楽しみでワクワクするドラマに出会いました。

視聴率はかなりの数値になるはずです。


  

前略、克塾では来る6月に英語検定と数学検定を実施いたします。

学校では中間テストが行われる時期です。

よって、5月の連休明け辺りから検定対策と共に定期テスト対策も始まります。

中学生は月曜日から金曜日までの毎日特訓があり、
テスト直前には土曜・日曜も授業があります。

特に、受験生の中3にとっては大事な時期です。


学校はもちろん塾でも遅刻欠席のないようにして、勉学に勤しんで実力をつけてください。

尚、要項は下記の通りです。

塾外生からの申し込みも受け付けています。奮って参加してください。

英語検定:6月6日(土)実施 締め切り日5月13日

数学検定:6月20日(土)実施 締め切り日5月15日

詳細については、098-831-7061(ハッサ1番ナレル1番)

携帯は080-1746-0657(塾長 安谷屋 勉:アダニヤツトム)までご連絡ください。

以上、よろしくお願いします。