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Posted by TI-DA at

2016年10月28日

医療用大麻、是か非か

法律上、大麻は医療用に使うことはおろか、研究することさえも禁止されています。

元女優の高樹沙耶が沖縄県石垣島の自宅で、大麻所持の疑いで現行犯逮捕されました。

彼女が爆報THEフライデーに出演して医療用大麻の合法化を強く訴えていたので、
詳しく調べて見ました。

現在、山本医療大麻裁判というのが公判中です。

これは、末期の肝臓ガンを患った山本正光さんが、

大麻を栽培し1年間ガンの治療薬として使用したため逮捕された事件です。

医療機関に大麻による臨床実験を訴えましたが、法律の壁により受け入れられず、
彼は自分の体で大麻の効き目を試したのです。

すると、余命いくばくもないとされていた体調が好転し、
腫瘍の度合いを示すマーカーも20分の1に激減したと主張しています。

生きるためにやったことで、逮捕されるのは心外。

憲法で定めた生存権に反するとして、大麻取締法の改正を訴えています。

世界的には、大麻を合法化する動きが広まっています。

てんかん持ちの子供に服用させたところ症状が和らいだ。

難病に効果ありのデータが医学雑誌に紹介された。

ただ、慎重論も根強く残っています。

医療用大麻に限って合法とした州でも、
実際には嗜好品として出回ってしまう事態に陥っている。

脱法ドラッグの取締り強化により、大麻への回帰現象がみられる。

神奈川県の施設で数多くの障害者を殺害した犯人が、
大麻の常習者だったことも大きな影響を与えています。

ある意味では、酒やタバコよりも害は少ないとされる大麻でも、
これを仮に許可してしまうと、他の覚せい剤や薬物に手を出すきっかけを作ってしまう。

研究すら禁止されているのは、どうやらこの辺にその根拠がありそうです。

う~ん、これはなかなか難しい問題です。

口に入る食品は、全てのものが摂取しすぎると毒となって作用します。

薬もその一つで、服用の方法を誤ると毒物と化してしまうのです。

大麻という言葉に対するアレルギーも日本人には大きいはずです。

改正への道のりはまだまだ遠いと言わざるを得ません。


ハブ










  

Posted by ベンジャミン at 08:05Comments(0)時事問題

2016年10月27日

Scoreに20の意味があるのはなぜか

Scoreには、得点(する)や成績、(勝利を)収めるなどの意味がありますが、
数字の20を意味する場合もあります。

例えば、three score years and tenは、(人生)70年となるのです。

いったいなぜ20なのか。得点と20がどうすればつながるのか。


辞書にその答えが載っていました。

もともとはスカンジナビア語で「切り刻むこと」だそうです。
キョロキョロ
羊飼が羊を数えるのに手の指と足の指で数え、
20頭ごとに棒切れに刻みをつけたことから来ているとのことでした。

つまり、20は人間の手足の指の数がその由来だったのです。

目から鱗が落ちる思いでした。

なるほど、そうだったのか。

ただ闇雲に暗記するより、その語源を知って覚えた方が、
どれ程記憶に残りやすいかを改めて実感しました。

他にも、細長い線をいくつも刻んだことから楽譜の意味も持っています。

さらには、大昔の居酒屋が伝票代わりに板に刻み目をつけて記録したことから、
借金、つけ、(返さなくてはならない)恨みという意味まで派生しています。

Scoreにこんなにもたくさんの意味があったとは…

いやはや驚きました。



  

Posted by ベンジャミン at 08:36Comments(1)英語(検定)

2016年10月23日

極真空手の大山倍達に空手を教えたのは沖縄の人だった

大山倍達と言えば、劇画の「空手バカ一代」を思い出します。

牛と格闘して素手で殺したという話は有名で、映画にもなっているのには驚きました。

10円玉を3本の指で曲げることができたり、ビール瓶を倒さずに手刀で真っ二つに割るという離れ業も、
多くのマスコミが取り上げていました。

今日の沖縄タイムスワラビーで、彼に空手を指南したのが沖縄出身の船越義珍だったと知りビックリしました。

後に大山氏は極真空手を創設し、今では日本全国にその支部道場ができています。

もちろん沖縄にもあり、その総括責任者が極真空手の第一人者である七戸康弘氏です。

七戸氏はベルギーから空手修行にやってきた女性と結婚しますが、
大山館長に猛反対されたそうです。

そして誕生したのが沖縄県出身の七戸龍。

2メートル近くのイケメンハーフで、柔道界で大活躍しています。

リオには出場できませんでしたが、東京オリンピックでのメダルが大いに期待されています。

今日は那覇市の国際大通りで4500人超による空手演舞が午後3時半から行われたそうです。

これまでの809人によるギネス記録を打ち破り、全員が息の合った演舞をして新記録でギネス認定となるのはほぼ確実。

現在午後5時です。

ラジオからのニュースでギネス認定が発表されるのを待っています。

世界ウチナーンチュ大会で海外からも多数の県出身者が来沖し、ギネスに挑戦したとのことです。指輪キラキラ


さすがは空手の発祥地沖縄。

とても誇りに思います。




  

Posted by ベンジャミン at 17:12Comments(0)雑学

2016年10月22日

行動力と表現力を兼ね備えた芥川賞作家

国家公務員である機動隊の幹部が発した差別的用語「土人」は、
反基地を叫んでフェンスにしがみつく芥川賞作家目取真俊氏らに向けられたものでした。

彼は、最初は「老人」と聞こえたそうです。

これは由々しき問題発言だと、真っ先に感じたのは彼だと思います。

この現場は動画にアップされ、ほんの数日で関連動画を含めると何十万回と再生されています。

基地には反対、しかしいざ行動を起こすとなると様々な制限が生じます。

とくに、有名人ともなると売名行為だと非難されることも覚悟しなければなりません。

集会で演説するノーベル文学賞作家や、芸能人、政党関係者は多々いますが、
彼は辺野古では実際にカヌーに乗り、反対を叫ぶ住民らと共にさけび、当局に捕らえられ監禁されたことを生々しく文章に綴っています。

物書きのイメージは、書斎に立て籠もってペンを走らせているだけの生活者ですが、
彼はその枠を大きく飛び越えて行動力と実行力をいかんなく発揮しています。

監禁されたことはよっぽどショックだったに違いありません。

過去の栄光と名誉を根底から否定されたように感じたことでしょう。

しかし、沖縄県民は決してそうは思っていません。

政府の強引なまでの基地政策を事細かにはっきりと全国に発信するのにふさわしい人物が現れたと、
むしろ心強くなり、感謝の念を抱いています。

今後も、目取真氏の厳しい戦いは続くでしょうが、大多数の県民が直接的であれ間接的であれ応援しています。

頑張ってください。黄かりゆしウェア







  

Posted by ベンジャミン at 07:49Comments(0)時事問題

2016年10月20日

久しぶりに聞いた「土人」という言葉

昔、「狼少年ケン」というアニメ番組を夢中で見ていました。

小学生低学年の頃です。

その中でアフリカの土人が度々登場して踊っていました。

「ブッシュマン」という映画が大ヒットして、
世界の人々は土人に対して親しみさえ感じていました。

当時は、この言葉がまさか差別用語になろうとは全く思いませんでした。

確かに「土人」は、未開のジャングルに住む原住民というイメージがあります。

しかし、友達に悪口をいう時に「土人」という言葉は遣った記憶がありません。

「野蛮人」はよく言っていました。

さて、今回の機動隊員が発した土人発言。サボテン


まさかこれが、沖縄県民を著しく愚弄するヘイトスピーチ的なものとして登場するとは…

驚きを通り越して情けなくなってしまいました。

触るなくそ。どこつかんどんじゃボケ。土人が。

公僕であるはずの公務員が、暴力団員さながらの罵詈雑言。

土人という言葉が、一気に侮蔑的な用語として急降下してしまいました。

これから先、人を見下す言葉として頻繁に出てくるのかと考えると、
非常に残念な気がします。



  

Posted by ベンジャミン at 05:10Comments(0)時事問題