2010年06月28日
時計の短針と長針がつくる角の問題
育伸社の全国標準テスト(月例テスト)、小6算数の問題に次のような問題がありました。
2時から3時の間で、時計の短針と長針のつくる角が、
最初に160度になる角度は2時何分ですか。
この問題を解くポイントは、
短針と長針が1分間にそれぞれ何度ずつ動くかを押さえておくことです。
短針は一時間(60分)で、360度の12分の1である30度しか進みません。
これを1分あたりにすると、さらに60で割って0、5度。
短針が1分当たりに進む角度は0、5度です。
一方、長針の方は、1時間で時計盤を一回りしますから、
360度を60分で割って6度になります。
つまり1分当たり、短針と長針のつくる角度は5、5度ずつ開くということになるのです。
この5、5度がとても大事な数字として活躍します。
さて、問題では2時の状態から考えなければなりません。
短針と長針では、長針のほうが速く動きます。
長針は時計盤の12を指していて、短針は時計盤の2を指していますから、
すでに60度の開きがあります。
長針が短針にすぐに追いつき長針に重なります。
そのあとで、短針と長針のつくる角が160度になればいいわけですから、
先ほどの60度と合わせて220度の角度になります。
この220度を5、5度で割ればいいのです。
これは2200を55で割ることと同じことになりますから、40が出ます。
つまり、正解は2時40分ということになります。
5、5度を最初の段階から準備しておけば、スピーディーに解ける問題です。
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2時から3時の間で、時計の短針と長針のつくる角が、
最初に160度になる角度は2時何分ですか。
この問題を解くポイントは、
短針と長針が1分間にそれぞれ何度ずつ動くかを押さえておくことです。
短針は一時間(60分)で、360度の12分の1である30度しか進みません。
これを1分あたりにすると、さらに60で割って0、5度。
短針が1分当たりに進む角度は0、5度です。
一方、長針の方は、1時間で時計盤を一回りしますから、
360度を60分で割って6度になります。
つまり1分当たり、短針と長針のつくる角度は5、5度ずつ開くということになるのです。
この5、5度がとても大事な数字として活躍します。
さて、問題では2時の状態から考えなければなりません。
短針と長針では、長針のほうが速く動きます。
長針は時計盤の12を指していて、短針は時計盤の2を指していますから、
すでに60度の開きがあります。
長針が短針にすぐに追いつき長針に重なります。
そのあとで、短針と長針のつくる角が160度になればいいわけですから、
先ほどの60度と合わせて220度の角度になります。
この220度を5、5度で割ればいいのです。
これは2200を55で割ることと同じことになりますから、40が出ます。
つまり、正解は2時40分ということになります。
5、5度を最初の段階から準備しておけば、スピーディーに解ける問題です。
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Posted by ベンジャミン at 03:41│Comments(0)
│算数・数学・数学検定