2016年05月13日

辺野古の警備員には社会保険もなかった

防衛局が辺野古の警備を任せた会社は、
とんでもないブラック企業でした。

残業代0は100パーセント譲って看過するとしても、
社会保険を警備に当たる職員にかけていなかったというのです。

本人の申請があればやることにした。

こんなひどい話があるでしょうか。

厚生年金や雇用保険は採用と同時に保障されることが当然です。

100名以上に当たる大半の警備員は、
時には重大な危険に陥るかもしれない海上監視を何の保障もなしにやらされていたのです。

求人広告には社保完備と載せておきながら、
これはもう明らかな詐欺行為と言えるでしょう。

それにしても防衛局は、
なぜこんな会社に警備の仕事を受注させたのか。

受注させたあとは任せっきりのいいかげんな対応が、
働く人をまるで何処かの棒切れでも扱うような態度に助長させたのでしょう。

労働基準監督署に訴えた人たちは、
全く持って当然の権利を主張した勇気ある人々ですが、
これが戦時中であれば、特高につかまり半殺しの目にあって、
長い期間牢屋にぶち込まれるという理不尽がまかり通っていたのです。

戦争の足音が徐々に高く響いてくる昨今においても、
人権の保障は最低限守るようにしなければ、
敵と戦う前に日本人同士が血を流す争いに巻き込まれる構図が出来上がります。辺野古の警備員には社会保険もなかった

炎
憲法改悪など、決して許されるものではありません。






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Posted by ベンジャミン at 13:19│Comments(0)時事問題
 
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