2018年04月15日

ショック、比嘉大吾の減量失敗

馬鹿、アホ、いったい何やってんだよ。

トレーナーや具志堅会長だけでなく、一番比嘉大吾本人が心の中で叫び続けていることでしょう。

今日の世界戦を今か今かと待ち望んでいたボクシングファンも、裏切られてしまったような気持ちになります。

王座剥奪は勿論、一年間の試合出場停止、罰金が課されることもほぼ確実です。

ただ、本日午前8時の再計量の基準はクリア、ロサレスとの試合は実施されることになったのがせめてもの救いです。

16回連続KOという新記録が、勝った場合には認められることにもホッとしました。

しかし、日本人初の体重超過というボクシング界の歴史的汚点は残ることになり、非常に残念でたまりません。

900gは1キロにも満たない少量ではありますが、失敗は失敗、程度の問題ではなく基準を1gでも超えれば減量は失敗なのです。

どうして、このような事態が発生したのか。

本人の体調管理が不行き届きだったことがまず取り上げられますが、原因は他にもあります。

防衛戦で勝利したあと、たった2カ月しかないという超短期間、
この間に10キロ以上も落とさなければならないという過酷な状況に置かれていたのです。

それなのに、バラエティー番組の出演やスター選手としての取材対応に追われる日々で、
体を絞り込む時間が余計に足りなくなってしまった。
ショック、比嘉大吾の減量失敗

さらには、成長を続ける比嘉大吾の体は、もはやフライ級を飛び越えたものにするべきだったのです。

涙しながら計量を行った比嘉大吾に同情の念を禁じ得ません。

脱水症状を起こしている比嘉は決して万全の体調ではありませんが、今日の試合には是非勝って欲しい。

新記録を達成したら十分に休養して、じっくりと体を鍛えて再度チャンピオンに返り咲いてくれ。

まだ22歳、無限の可能性を秘めています。アガ!(痛い!)








同じカテゴリー(スポーツ)の記事
Posted by ベンジャミン at 15:45│Comments(0)スポーツ
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。