2012年07月06日
石原裕次郎の「嵐を呼ぶ男」

昭和32年(1957年)の映画だったのです。
リアルタイムで見たわけではありません、まだ三歳でしたから。
しかし裕次郎特集でよくリバイバル上映されていました。
テレビでも時折紹介され、その圧倒的な存在感は見るものを釘付けにしたものです。
戦後10年以上が経ち、経済が上昇気流に乗っている頃でした。
数少ない娯楽の1つが映画でした。
母に連れられて、自宅近くの開南(かいなん)琉映という映画館で見ました。
ドラムをたたきながらマイク片手に歌う姿が、とても印象に残っていました。
当時はまだ舞台(ステージ)としての名残があって、
ハイライトシーンでは映画館にいるみんなが拍手喝采したものです。
戦争に負けて自信を失いかけていた日本人に、裕次郎の破れかぶれのかっこよさが、
どれほどの励ましになったことか、その影響たるや計り知れません。
この映画を見て、本気になってドラマーやボクサーを目指して頑張った人達もいるはずです。
歌はそんなにうまくない、演技もイマイチ。
それなのにとても魅力的なのです。
こいつをみんなで後押ししよう、絶対ビッグになるはずだ。
そう考えずにはいられない要素が随所に見られます。
彼が亡くなってだいぶ経つのに、もう一度見たいと思わせる不思議なパワーの持ち主です。
まさに100年に1人の逸材。
超かっこいい裕次郎を是非ユーチューブでご覧ください。

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Posted by ベンジャミン at 06:53│Comments(0)
│映画