2014年03月05日
また起きてしまった、超過勤務によるバス衝突事故
「おい、起きろ」
「運転代われ」
異状に気づいた乗客の一人が必死に叫び続けても、運転手は反応せず。
バスはついにトラックと衝突して大破。
運転手とその乗客は死亡してしまいました。
運転手は11日連続勤務、休みは一カ月にたったの3回。
昼からの勤務だったり夜からだったり。
長い時には10時間連続の不規則な時間帯。
これで眠気が襲ってこない方がおかしい。
よくこんな状態でバス会社が放っておいたものです。
しかも運転手は、100人に2人という睡眠時無呼吸症候群という病気を患っていたとのこと。
睡眠中にいびきをかくひとは、この病気の疑いが強いとのことです。
口を開けて眠ってしまうため、細菌の侵入を簡単に許してしまい、
病気の発生をなかなか止められないことになるのです。
ただでさえ超過勤務の上に、病気までもっていた人に運転させた営業所の責任は重大です。
無呼吸症候群については治療法が開発され、病状の軽減に大きく役立っているそうです。
しかし、いくら健康な人でも働き過ぎは体に毒、
いやそれどころか死亡に直結し、周りの人々にも多大な被害をもたらしてしまう。
企業のトップはこの点を熟慮して、勤務状態改善に真剣に取り組むべきです。
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Posted by ベンジャミン at 06:12│Comments(0)
│交通事故