2014年08月20日
成長著しい山城投手がジンクスを打ち破る
去った日曜日の沖尚と作新学院の試合は見ごたえたっぷりでした。
最初のイニングでホームランが飛び出したときは、乱打戦になるかと思いましたが、
その後は行き詰るような投手戦。
作新のピッチャーも良かったのですが、14個の三振を奪った山城の方が一枚上手でした。
特に、ホームランを打たれた選手に対して、2回目の打席できわどい球ばかりのスリーボールの後、
ストライクを迷わずに投げ込み三振に討ち取ったシーンには感服しました。
これが勝負の分かれ目になったような気がします。
沖尚はヒットこそ少なかったものの、犠牲フライや好走塁でさらに2点を追加。
運も味方してくれました。
ダブルプレーで討ち取られるかと思われる場面で、2塁手のグラブの編み目にボールがすっぽり入り、
1塁へ投げられなかったときは、幸運の女神が付いていると感じさせました。
両チームに牽制球でアウトを取るというレベルの高さをうかがわせるプレーがあり、
緊張感溢れる、終了の時は思わず観客席から拍手が沸き起こるほどの好試合でした。
さあ、今日の沖尚の相手は東東京の二松学舎。
こちらも強敵、今年はとりわけ1年生キャッチャーのファイト溢れるプレーが評判です。
夏の大会過去5回でいずれも2回戦突破を阻まれている沖尚。
今後こそ、このジンクスを打ち破るときが来ました。
山城の仕上がり具合が鍵を握っています。
今の彼なら、必ずや夏の大会優勝にこぎつけることでしょう。
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Posted by ベンジャミン at 06:34│Comments(0)
│スポーツ